合同会社を設立するのに必要なステップは5つあります。
株式会社の設立と比べて、作成しなければならない書類の数も圧倒的に少ないですし、手続きも非常にシンプルです。
・設立項目の決定
こちらは株式会社の設立の際と同じで、まず設立項目の決定からはじめていきます。
商号(会社名)や事業目的はどういったものにするのかを決めます。
・定款の作成
定款はすべての企業に対し、作成が義務付けられているため、合同会社も定款を作らなくてはなりません。
しかし、株式会社であれば必要であった認証の手続きを行わなくていいため、非常に簡単なものとなっています。
・登記書類の作成
合同会社の場合、登記のために必要となる書類は設立登記申請書や資本金の振込証明書などおよそ5種類で済みます。
これも株式会社の設立と比べて非常に手間の掛からないものとなっています。
・法務局にて設立登記
登記に必要な書類を作成し終えたら、法務局にて登記申請を行います。
・会社設立の届け出
登記が完了したら、役所や税務署などに対して会社設立の届け出を行いましょう。
従業員を雇う予定がない場合でも、法人設立届出書や給与支払事務所等の開設届出書、青色申告や健康保険・厚生年金保険新規適用届出書の提出は必須と考えておいた方がいいでしょう。
こうして各所への届け出も完了したら、晴れて合同会社の設立が完了となります。
株式会社の設立よりも時間とお金が掛からない合同会社。
起業を考えた際には選択肢の一つとして検討してみることをおすすめします。
司法書士事務所THE LEGALは、京都市下京区を中心に京都府、滋賀県にて皆様の問題解決に尽力いたしております。
合同会社の設立をお考えの際は、我々にご相談ください。
起業のお手伝いから起業後の法律相談まで、皆様にご満足いただけるサービスをご提供いたします。
合同会社の設立
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